『Destination Lost』

前回公開した「Sand Castle」の続きのお話にあたる曲です。
引き続き作詞はLunaさん、作曲はTakでございます。

前回と比べて何だか難しい言葉があれこれ…。
カオスな感じでよろしく♪ ってLunaさんからのオーダーだったので
そんな感じを目指してみたわけですが…さて、カオス…カオス？
何それおいしいの？？

…みたいにあれこれ悩んでやってみましたよと。

ぜひぜひどぞー。



Destination Lost powered by ピアプロ


『Destination Lost』

　行先を見失った　この世界　
　辿り着く未来　楽園と信じ

　憂いの果てに　積み上げられた
　時の礎　崩れ得ぬ真理

　惑わされる者　真実の裏に
　幽(かす)かに潜む　崩壊の序曲　

　群れは迷って　己の信ず
　愛するものも　その視界から消え　


　狂いだしてる　歯車
　刻み続ける　時は
　既に軋んでる　　


　行先を見失った世界の
　辿り着く未来は　全てに
　平穏もたらす　楽園であろうか…？　　

　昇ること　決して疑わない　
　明日の太陽の輝き
　いつかそれさえ　失う日が来ると



　やがて閉じてゆく　この世界の中　
　君の瞳はどんな色映す？

　繋がれていく　はずの歴史は
　刻むべき者自身の手により

　終焉へ向かう　悲運のシナリオ
　あきらめを手に　虚空を仰いだ

　裁きは下り　天を覆うは
　熾天使を模す神の名の悪魔か


　引き金を引く　震える手
　敵う筈も無い　それは神への冒涜


　行先を見失った旅人の
　辿り着く未来は　本当の
　楽園などではなく　絶望の海

　目指すべき未来図はいつしか
　歪み捻じ曲がり　信じた目的の地は
　誰も辿り着けない


　行先を見失った世界の
　辿り着く未来は　全てに
　平穏もたらす　楽園だったはずと…？

　凍り付き　感覚が遠のく
　揺らいだ視界に映った
　世界の終焉
　そして幕が閉じる…